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Atelier Report

Sellenatela
靴作りに関わる人々

2017.09.21  |  

日本の職人による靴作りに拘り、クオリティに妥協しないシューズブランド Sellenatela
デザイナーの思い描くものを形にしていくまでには
お互いを尊重し合い、築き上げてきた職人達との信頼関係がありました。

8月某日、Sellenatela デザイナーである榎本郁栄さんにお誘いをうけ日暮里にある"APOLLO"さんで
靴が一足出来上がるまでに関わる人々やその工程まで取材させて頂きました。





左から、5年前に株式会社 APOLLOの2代目社長となった 南弘志氏、Sellenatela担当 湯澤氏、
Sellenatela デザイナー榎本郁栄氏。



1) デザイン→木型を選ぶ。
デザイナーが描いたものを立体的な形にしていきます。





2) 革を裁断
パターンの金型を当てて、圧力をかけて革をくり抜きます。
金型もサイズ別に必要なのだそうです。





3) 製甲
裁断をしたアッパーと裏革をミシンで縫い合わせていきます。




4) パーツを製作する
中底に革をまいたり、出来上がってからは見られない部分も丁寧に作られていきます。







5) 釣り込み、底付け
中底を木型に固定して、アッパーを被せていきます。
この釣り込みの作業には親指に非常に強い力が必要だそうで、職人の親指は大きくなります。
親指を誇らしげに見せてくれた職人さん。
隣で作業していた女性の職人さんとはご夫婦でした。




6) 中打ち
接着剤を流し、ヒール打ち機でヒール部分を一気に固定します。




7) 仕上げ
装飾があるものは、一点一点もちろん手作業で付けていきます。
天然素材である革は、表面にシワがでてしまうものもあるので熱風を当てて
表面を整えていきます。





8) 箱入れ → 再検品
箱入れをしたあとに、箱から取り出して丁寧に検品。
ブラッシングをしたり、傷がないか目で見て確認していきます。



9) 最終確認
シューズの箱に入った状態で、x線の機械に通します。
ここで再度異物が入っていないかチェック。
気になる影が少しでもあったら、分解して原因を調べます。




たくさんの職人さんの手作業で行っている靴作り。
国内のメーカーは次々に潰れていってしまっている中、APOLLOさんは
とても活気があって、若い職人さんも働いていました。

靴作りの職人さんの平均年齢は、なんと70歳〜80歳。
日本での靴作りを続けていくためには、若い職人さんを育てることが必要不可欠。
APOLLOさんは、それを積極的に行っている会社です。

"APOLLOじゃなきゃ作れない靴をもう一度作ろう"
その言葉が胸に響きました。


取材協力
APOLLO co.,ltd
Sellenatela


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